Poimo, UIST2020「BEST DEMO AWARD」受賞インタビュー

News 2020-11-16

UIST2020でpoimoの論文が採択され「BEST DEMO AWARD」を受賞しました!東京大学とmercari R4Dが共同で開発を行っているポータブルモビリティ「poimo」の研究が評価された今回の受賞。トップカンファレンスの臨場感や受賞の裏側、インクルーシブな社会実現のための展望について受賞者へ聞きました。

「BEST DEMO AWARD」受賞者紹介

新山 龍馬 / NIIYAMA Ryuma
(大学院情報理工学系研究科講師。専門分野は知能ロボティクス)

佐藤 宏樹 / SATO Hiroki
(大学院情報理工学系研究科 学術支援専門職員。poimoプロジェクトリーダー)

鳴海 紘也 / NARUMI Koya
(大学院情報学環助教。専門分野はヒューマン・コンピュータ・インタラクション、ソフトロボティクス、
デジタル・ファブリケーション)

山村 亮介 / YAMAMURA Ryosuke
(mercari R4D リサーチャー。大学院工学系研究科共同研究員、竹芝CiP City&Tech委員会委員)



できることをやった結果。
偶然デモが盛り上がったというわけではなく、積み重ねによって得た賞

−では、まずUIST*とはどんな国際会議なのか、どんな思いを持って参加されたのか教えてください。

新山:私はUISTは3回目の参加で、縁がある国際会議です。ヒューマン・コンピュータ・インタラクション (HCI) の分野の中では、技術寄りのことを評価してくれる会議で、poimoの驚きを理解し、さらにその先の思いがけないような提案をしてくれる研究者がいる印象です。

鳴海:HCIの会議というとまずCHI**とUISTが思い浮かびますが、UISTはそれまでの内容からちょっと精度がよくなったものよりも、0が1になるかっこいい何かが見たい人が集まると思うので、poimoには非常に向いていました。

佐藤:HCIの分野でCHIとUISTは2大巨頭のようになっていて、調べていくと有名な人たちもみんなここを通っています。この2つの学会へ論文を通して参加したいという気持ちは元々あったので、ぜひ頑張ろうと思いました。

山村:私は、メルカリの立場で研究に参加しています。今回は翌日にpoimoの別の国内デモがあったため、UISTデモの現地では参加していませんが、mercariR4Dとしてトップカンファレンスを通したものがまだなかったので非常に嬉しかったです。poimoってちゃんと論文通しているんだな、ってメルカリの中でも見る目が一つ変わったので本当によかったなと。

*UIST: ACM Symposium on User Interface Software and Technologyヒューマン・コンピュータ・インタラクション分野の国際会議。第33回目の今回はオンライン開催。
**CHI:The ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systemsヒューマン・コンピュータ・インタラクション分野の国際会議。

−事前に評価されているという手応えはあったのでしょうか?

鳴海:テーマ自体の良さに関してはメンバー全員に自信があったのですが、論文としての完成度は正直不十分だと思っていました。査読者が細かい部分よりも取り組んでいる課題の重要性を評価してくれたというのは嬉しいところですね。

−査読コメントって厳しいことも結構書かれるんですか?

鳴海:厳しいですね。辛いです。基本辛いですが、今回のpoimoは比較的暖かく迎えられました。

新山:ほっとしました。暖かい気持ちになった。

−今回の論文で評価された点はどこなのでしょう?

一同:査読コメント思い出さなきゃ。笑

佐藤:マテリアルが柔らかく新しいものであったのと、個々人に合わせてデザインできるカスタマイズ性がうまく噛み合っていたところが、ロジックとしてグッとくるものだったのでは。

鳴海:poimoはメディアには登場していたけど、フルペーパーという10ページぐらいの論文としては初登場でした。なので提案それ自体が純粋に評価されたというのはあります。

佐藤:あとはコロナのこともある中、できることをやった結果。ユーザインタビューも踏まえて総合的に一本通した内容になっているんじゃないかと思います。

初のオンライン開催、締切の延長。変化の中での準備期間

−デモや発表の準備はどのくらいしたのでしょうか?

鳴海:UISTに出す決心は、投稿締め切り約7ヶ月前の昨年の9月ごろ。少しづつ準備していって、締め切りの4月が迫った今年3月の1ヶ月間は本当に猛スピードで作業しました。

山村:コロナの影響で締め切りが伸びて、GW明けになって。

佐藤:著者の中にいわゆる「学生」が一人もいなく、全員が職業を持っているという珍しいメンバー構成だったので、3月頃からしか始められなかったというのが正直なところですね。

山村:印象にあるのは、コロナで輸送が止まり予定していた物が届かないかもしれないとバタバタしたこと。その代わり締め切りが延長されたので助かりました。

−コロナの影響という点では、初のオンライン開催ということでしたよね。
準備や当日もかなり状況が違ったのでは?

佐藤:発表が現実世界のプレゼンテーションではなくビデオ発表だったので、ビデオ作成の作業がありました。ただ準備する時間はむしろ短かったんじゃないかなと。現地での一発限りの発表に向けた練習や移動がないので。

鳴海:ビデオは字幕も付けられるし、今回は学会がチャットツールのディスコードを使って、質問を書き込めるようにしていたんです。話すより書く方が質問しやすいし、発表者も質問タイムの前に事前に回答を考えられる。そういう良さもありました。

急遽行った廊下からのデモ配信。
デモならではのリアルな側面も楽しんでもらう要因となった。

[デモに向けて準備をしているところ]

−デモの配信を廊下から行ったというエピソードについて教えていただけますか。

佐藤:整備している様子が面白かったので、鳴海くんが「このまま流せば良いんじゃない?」と言ったのが始まりで。実際に長い距離を走る乗り物の発表なので、その様子が見られるということがウケました。

−最初は乗るという予定ではなかったのですか?

佐藤:1日目は自分たちの後ろにpoimoがあって、粛々と説明するというのをやっていました。2日目に廊下で乗るデモに切り替えました。

鳴海:デモってある意味、論文より難しい側面もあって。お客さんが来たその瞬間に必ず成功させるということなので。poimoはまだ乗るのがある程度難しいので、リアルタイムでは危ないんじゃないかと思っていたんですけど。新山先生がデザインを何通りかやってくださったので、デモができたという感じはします。

−夜中に学校の廊下でバイクですもんね。笑
そのときに盛り上がっている感触はありましたか。

佐藤:お客が笑ってくれて、質問をいっぱいしてくれたので、興味は持ってもらえているのかなと。

鳴海:あとは、デモ審査員のAlexとGieradが非常に暖かい雰囲気だったので、こちらもとても楽しくデモすることができました。とてもありがたかったです。

新山:2日目が終わる15分ぐらい前、そろそろ撤収かなってときに「きたよー!」って感じで元気に審査員が来て。バイク乗って往復したら爆笑していましたね。それでこっちも楽しくなった。

鳴海:普通のバイクほどはうまく乗れていないんだな、結構タイヤのスキール音がうるさいんだな、といったデモならではのリアルな側面もむしろ楽しんでもらう要因でしたね。

[審査員の方々がデモを見に来られた時の様子]

子供から高齢者まで、インクルーシブな日本発の乗り物。
未来社会を目指してpoimoと共に走り続ける!

−山村さんは翌日に別の展示があったとのことでしたが、各メディアやイベントで注目が集まっていることをどう感じていますか?

山村:翌日は、ショッピングモールの一角で他社のモビリティと一緒に展示でした。意外と反応がよくて。朝は空気を入れるところから見せて。

UISTのニュースを見ていると「poimoの新バージョンがやって来たぞ!」ってtwitterに書いてくれていたり、知られているんだなって。子供も展示スペースで「ネットに載っていたの持ってきてないんですか。あれに乗りたかった。」と言ってくれたり。新しい乗り物は子供にも人気があるんだなと思いました。

−今後の目標、インクルーシブな社会を目指し次はこれいこう!ということがあれば教えてください。

佐藤:乗ってみたいという声はよく聞くので、早く乗ってもらえるように実用化したい。

鳴海:子供用とかソファ型とか種類を増やしてひとつひとつの乗り味を洗練していきたいですね。

山村:高齢者の方にも興味を持ってくださる方が多くて。足が上がりにくいので、ソファ型がとても良いみたいで。運転免許を返納すると乗るものがない、でも怖いのはいやだという話をされていたりします。

今回の論文のポイントとして、個々人に合わせてカスタマイズできるというのがあったので、やはり子供から高齢者の方までそれぞれに合わせたインクルーシブな乗り物を作りたいですね。

新山:あとはバイク型をもっとちゃんと乗れるように改良していきたいですね。poimoと共にみんな次に向かって走っていきます!

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poimo、UIST 2020「Best Demo Award」受賞!

News 2020-10-29

 移動したいときに膨らませて乗る携帯可能な乗り物「poimo」が2020年10月23日、UIST 2020「Best Demo Award」を受賞いたしました。

 UISTはコンピュータ・サイエンスの中でもヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI: human-computer interaction)の分野においてトップの国際会議です。今年度は、10月20日から23日にかけて完全オンラインでの開催となり、採択されていたpoimoに関する論文「poimo: Portable and Inflatable Mobility Devices Customizable for Personal Physical Characteristics」の発表・デモストレーションが行われました。

 Best Demo AwardはUISTの賞のひとつで、素晴らしいデモストレーションに対して授与されるものです。初のオンライン発表という状況の中、どうしたら伝わるのか、どのようにデモを行うのか、発表方法について議論を重ねました。工夫されたパフォーマンスを高く評価していただきました。今回の受賞をステップに今後も未来社会での活用を見据え、更なる躍進を目指し研究に取り組んでいきます。

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価値交換工学 萌芽研究RA等の募集について

News 2020-10-14

応募は締め切りました

RIISEでは2020年1月より、メルカリの研究開発組織R4D(以下、「R4D」)とテクノロジーの急速な発展による新たな価値交換について、既存の学問の枠にとらわれることなく幅広く研究する「価値交換工学」を共同研究としてスタートさせました。この度、この価値交換工学のコンセプトに合致しつつもシーズ段階にある研究を見出し、今後の「価値交換工学」の主要研究として育むべく萌芽研究とそれに取り組んでいただくRA等を募集いたします。
希望者は、下記の応募要領をお読みいただき、10月30日(金)17時までにフォームを通じてご応募ください。

応募フォーム(要ECCSクラウドメール)
研究提案書 (左記の様式をダウンロードし、記入の上、PDFファイルで応募フォームへアップロードしてください。)

◆募集対象
RIISEの連携部局である工学系研究科、新領域創成科学研究科、情報理工学系研究科、学際情報学府、生産技術研究所、先端科学技術研究センターに所属の大学院生。

◆募集事項
価値交換工学のコンセプトに合致する萌芽研究とそれに取り組んでただくRA等を募集いたします。
研究は、論文、学会発表の他、自ら生み出したい価値交換工学としてのアウトプット(アプリなどのプロダクト実装など)への取り組みも対象です。

◆本プログラムの特長
採択された研究テーマは、価値交換工学の共同研究の一部として取り扱います。希望者はR4Dメンバーとも対話しながら、研究を進めることが可能です。また、分野横断的に構成されたRIISE参画教員からアドバイスをうけることができます。(月1回程度の進捗報告)
一定の進捗が得られたものについては、メルカリ社の研究者や役員等(※1)とのディスカッション機会を得られる予定です。
※1 メルカリの研究開発アドバイザリーボードのメンバー(現在)
山田進太郎(メルカリ 代表取締役 CEO 社長)、濱田優貴(同 上級執行役員 CINO)、村井純名誉教授(慶應義塾大学)、川原圭博教授(東京大学)、尹祐根氏(産業技術総合研究所)、森正弥氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員パートナー、東北大学 特任教授)


応募要領​

◆研究期間
原則として採択から2021年度末までです。(※2)
その後に採択者が希望する場合は、加速フェーズと呼ばれる追加支援を1年間受けられる可能性があります。加速フェーズは、研究を引き続き支援することでより一層大きな成果になることが期待される研究テーマを選定するものです。採択者は、研究開始1年後を目処に実施する進捗評価までにこの加速フェーズを希望するかを判断して申請します。加速フェーズは、研究終了日翌日より最長1年となります。
なお、応募テーマは、指導教員の合意の上、修士論文、博士論文のテーマとして取り組んでいただいても結構です。
(※2)実際の研究期間は、提出いただく、研究計画の精査・承認により決定します。

◆研究費
1課題あたりの予算規模は、原則として2百万円 (直接経費)程度とします。予算の詳細は、提出いただく、研究計画の精査・承認により決定します。
採択された研究費は、RIISEとR4Dとの価値交換工学における共同研究費用の一部として取り扱います。使用には東京大学における財務会計ルールに基づく手続きが必要であることをご留意ください。

研究費(直接経費)とは、研究の実施に直接的に必要な経費であり、以下の使途に支出することができます。
 a. 物品費:新たに設備・備品・消耗品等を購入するための経費
 b. 旅 費:研究担当者および研究計画書記載のその他の研究参加者等の旅費
 c. その他:研究成果発表費用(論文投稿料等)、機器リース費用、運搬費等

研究計画には直接経費を記載ください。RAもしくは卓越RAについては、制度および待遇を「研究参加者の人件費待遇について」の項目でご覧いただき、ご希望を応募フォームへ記載ください。

◆採択予定課題数
最大5件。採択件数は、予算等の諸事情により変動する場合があります。

◆応募方法・スケジュール・選考
○応募の流れ
 オンライン説明会へ参加(任意)
 応募フォームへ必要事項を記入して応募。
 応募フォームに、所属、氏名、メールアドレス、研究タイトル、研究概要を記載ください。応募には、所属研究室の合意が必要です。
 応募する研究について、研究提案書を作成し、応募フォームへPDFでアップロードしてください。
 アドバイスを希望する場合は、RIISE参画教員、R4Dの担当者またはメルカリ社の部門を記入ください。(任意)

○オンライン説明会(参加は任意です)
 時間: 2020年10月13日 19:00~20:00(こちらよりzoom開催)
録画動画(要ECCSクラウドメール)
説明会資料(要ECCSクラウドメール)
○応募締め切り:10月30日(金)17時まで
○選考
 応募いただいた研究テーマについて書類選考を行なった後、通過者に対し11月9,10日(月・火)に面談(オンライン)を行い、採択します。
○採択基準・審査方法
 応募条件を満たした上で、オンライン説明会(任意)やその他の情報を通じて価値交換工学について理解をしてもらい、その目的にあっているか、また、成果の実現性や期待値をRIISE参画教員により審査します。

◆応募に際しての注意事項
応募要件に関して、以下のことを予めご承知おきください。
・採択までに応募要件(募集対象等)を満たさないことが判明した場合、原則として、研究提案書の不受理、ないし不採択とします。
・応募要件は、当該研究課題の全研究期間中、維持される必要があります。研究期間の途上で要件が満たされなくなった場合、原則として当該研究テーマの全体ないし一部を中止(早期終了)します。
・採択された研究テーマは、RIISEとR4Dとの価値交換工学における共同研究の一部として取り扱います。そのため、採択者は、東京大学民間等共同研究取扱規則をはじめとする東京大学 産学協創推進部本部に掲載の関係規則等およびガイドラインを遵守することが求められます。
東京大学 産学協創推進部本部

◆参考:研究参加者の人件費待遇について
※待遇については、所属や学年、他の助成、雇用の有無、審査結果によって変わるため、不確定要素があります。ご了承ください。
○ RA(リサーチアシスタント)
 対象:RIISE連携部局の大学院生
 待遇:修士課程15万円/月(標準)、博士課程20万円/月(標準)
 日本学術振興会特別研究員DC等との重複制限があります。重複に関する受給ルールは各自所属研究科でご確認ください。

○ 部局卓越RA 1名まで
 対象:工学系研究科修士・博士課程学生で部局卓越RAの採用基準を満たす者
 待遇:修士課程20万円/月(標準)、博士課程28万円/月(標準)
 日本学術振興会特別研究員DC等との重複制限があります。重複に関する受給ルールは各自所属研究科でご確認ください。


Call for Sprouting Research RA’s in Value Exchange Engineering

News 2020-10-14

Application is closed.

In January 2020, RIISE and R4D, the research and development organization of Mercari Inc., launched a joint research project “Value Exchange Engineering” to conduct extensive research on novel value exchange through rapid technological development.
At this time, we are looking to recruit research assistants (RA) to work on themes that are consistent with the concept of value exchange engineering but are still at seedling stages, and to foster these themes to main research of value exchange engineering in the future.
If you are interested in applying, please read the application guidelines below and submit your application by October 30 (Friday), 17:00 (JST).

Application form (ECCS Cloud Email required)
Research Proposal form

◆Eligibility

Graduate students in the Graduate School of Engineering, Graduate School of Frontier Sciences, Graduate School of Information Science and Technology, GSII, Institute of Industrial Science, and Research Center for Advanced Science and Technology at the University of Tokyo.

◆What you are applying for

We are looking for RAs to work on sprouting research themes consistent with the concept of value exchange engineering.
In addition to research publications and conference presentations, the research also covers efforts towards practical outputs in value exchange engineering, such as applications and other product implementations.

◆Features of the Program

Accepted research proposals will be treated as part of the value exchange engineering research collaboration. Those who wish to do so may conduct their research while interacting with R4D members. You will also receive advice from the multidisciplinary faculty members involved in the RIISE project. (Monthly progress report)
Those in advanced stages in their research will be given the opportunity to discuss with researchers and board members of Mercari (*1).
*1 Mercari R4D’s advisory board
https://r4d.mercari.com/en/news/r4d-advisory-board


Application instructions

◆Research period

In principle, the period from adoption to the end of fiscal year 2021. (*2)
At the end of the research period, if the grantee wishes, additional support called the Acceleration Phase may be available for up to one year. Research topics that are expected to become even more significant with continued research support can be selected for the Acceleration Phase. Grantees must decide whether they wish to participate in the Acceleration Phase before the progress evaluation scheduled one year after the start of the initial research period. The maximum duration of the Acceleration Phase is one year from the day after the initial research period is completed.
The research theme of your application may be the theme of your master’s or doctoral thesis pending an agreement with your academic advisor.
(*2) The actual research period will be determined by careful review and approval of the submitted research plan.

◆Total budget

In principle, the budget for each research project is approximately 2 million yen (direct costs). The details of the budget are subject to review and approval of the research plan to be submitted.
The adopted research funds will be used as part of the joint research funds for value exchange engineering between RIISE and R4D. Please note that the use of the funds is subject to the financial accounting rules of the University of Tokyo.

Research expenses (direct costs) are expenses that are directly necessary for conducting research and can be used for the following purposes

a. Supplies: expenses for the purchase of new equipment, fixtures, supplies, etc.
b. Travel expenses: travel expenses for research staff and other research participants listed in the research protocol
c. Others: research results presentation costs (e.g., article submission fees), equipment leasing costs, transportation costs, etc.

The research plan should state the direct costs.
For your RA or Excellent RA preference, please review the RA treatment in the reference section and select your preference on the application form.

◆Number of research themes to be adopted

A maximum of five (5) applications. The number of accepted applications is subject to change depending on budget and other circumstances.

◆How to apply, schedule and selection

Application process
– Participate in an online briefing session (optional)
– Apply by filling out the application form.
Please include your affiliation, name, email address, research title and research summary in the application form. You must obtain consent from your affiliated laboratory before applying.
Please prepare a research proposal for your research theme and upload it as a PDF file in the application form.
Please indicate if you wish to receive advice from RIISE participating faculty members, persons in charge at R4D, or a department of Mercari. (Optional)

Online Briefing Session (Participation is optional)
– Recorded video (ECCS cloud mail required)
– Presentation materials (ECCS cloud mail required)

Application deadline: 17:00, Friday, October 30

Selection
After reviewing the applications, the successful applicants will be selected through online interviews on November 9th and 10th (Monday and Tuesday).

Selection criteria and method
After fulfilling the application requirements, online briefing sessions (optional) and other information will be delivered to help the students understand value exchange engineering and its objectives. The feasibility and expectations on the research results will be reviewed by the RIISE participating faculty members.

◆ Notes

Please be aware of the following requirements for application.
– If it is determined that a research proposal does not meet the requirements for application (e.g., the subject of the application) by the time it is adopted, the proposal will be rejected or not accepted, as a rule.
– If you are unable to meet the application requirements before your proposal is approved, your proposal will be rejected or not accepted, in principle. If the requirements are not met during the research period, the research theme will be terminated in whole or in part (early termination), as a rule.
– The adopted research theme will be treated as a part of the collaboration between RIISE and R4D. Therefore, the grantee is required to comply with the rules and guidelines of the University of Tokyo’s Office of Cooperative Research and Development.

Division of University Corporate Relations, The University of Tokyo,
https://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/en/

◆Reference: Labor cost treatment of RAs

There is a limit to the number of overlaps with JSPS Fellowship DCs and other fellowships. Please check with your graduate school for the overlap rules.

RA (Research Assistant) 
– Eligibility: Graduate students from RIISE affiliated departments
– Compensation: Master’s program: 150,000 yen/month (standard), Doctoral program: 200,000 yen/month (standard)
There is a limit to the number of overlaps with JSPS Fellowship DCs and other fellowships. Please check with your graduate school for the overlap rules.

Excellent RA – 1 person
– Eligibility: Master’s and doctoral students in the Graduate School of Engineering who meet the criteria for departmental excellent RA
– Compensation: 200,000 yen per month for master’s course (standard), 280,000 yen per month for doctoral course (standard)
There is a limit to the number of overlaps with JSPS Fellowship DCs and other fellowships. Please check your graduate school’s rules regarding overlap with other fellowships.


次世代パーソナルモビリティ「poimo」躍進中、、!

News 2020-10-13

 カバンにしまえて、移動したいときに膨らませて乗ることができる自分だけの移動手段。「未来社会で移動の自由度を高めたい。」「多様な人々が文化・経済的活動に関わっていけるインクルーシブな社会に貢献したい。」そんな思いを乗せて開発されたのが次世代モビリティpoimoです。

 その活動は日経MJ、MONOist、テレビ東京等、各メディアへ取り上げていただいております。さらに2020年10月開催の国際会議「UIST 2020」にて論文「poimo: Portable and Inflatable Mobility Devices Customizable for Personal Physical Characteristics」が採択されたことを受け、更なる盛り上がりをみせています。この記事ではpoimoの躍進と近況についてお届けいたします。

 mercari R4Dと東京大学JST ERATO川原万有情報網プロジェクトとの共同研究により開発されたpoimoは、研究と社会が結びつくことで誕生しました。いくつもの研究を応用し、より環境に溶け込むデザインを追求することで社会実装、実用化されていく。本研究での成果がpoimoの実用化とともに、研究と社会を繋ぐプロセス作りの一助になることを期待しています。

 「UIST 2020」はユーザ・インタフェース技術などを扱う研究分野であるヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI: human-computer interaction)の国際会議です。近年、HCIやロボティクスの分野ではインフレータブル構造(空気圧により膨らむ風船構造)の研究が進んでいます。poimoは以下の2点が大きく評価されました。
・従来硬質な素材で構成されていた車輪などの主要部品を風船構造で製作する手法
・ユーザーが乗るポーズをとるだけで自分の身長や姿勢に合わせた形をカスタマイズできる設計手法
これにより、軽くて柔らかく空気を抜いて折りたたむことができる構造、生活スタイルや社会の変容に伴う個人に合わせたカスタマイズが可能になりました。

 今後も実用化と普及に邁進すべく、継続して軽量化や操作性の向上、安全性の評価に取り組んでいきます。誰もが自分に合った移動手段を獲得できるインクルーシブな社会の実現。poimoは、類例ないパーソナルモビリティとして新分野を開拓していきます。


JAXA×sitateru「宇宙と地上の生活をアップデートする衣服」アカデミック・パートナー参画について

News 2020-09-07

 インクルーシブ工学連携研究機構(RIISE)は衣服生産のプラットフォーム事業を運営するシタテル株式会社と宇宙航空研究開発機構(JAXA)による「宇宙と地上双方の暮らしをアップデートする衣服 Earthian Wear」の取り組みにアカデミック・パートナーとして参画いたします。
 本取り組みは宇宙環境での衣服に視点をあて、そのクオリティーを向上させると共に地上の課題解決にもつながる衣服を目指すものです。未来の社会を見据え、衣服の新しい価値創造の実現に貢献いたします。

7月7日シタテル株式会社プレスリリース
https://sitateru.co.jp/news/pressrelease/20200707_jaxa


開催延期のお知らせ (インクルーシブ工学連携研究機構設立記念シンポジウム)

News 2020-02-17

2020/2/19に開催予定でありました、インクルーシブ工学連携研究機構設立記念シンポジウムについては、500名を超える方々の参加申し込みをいただきました。

さて、国内外で感染者が発生しております、新型コロナウィルス感染症に関して、多くの人々の間で不安が広がっております。先週には、首相官邸より「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策」が発表されました。2/16に首相官邸で開かれた会議では、感染経路を特定できない可能性があるケースが複数出ていることから「国内の感染が発生早期で、さらに進行していくと考えられる」という共通認識が確認されております。

感染の拡大については、不確定な情報が多くあるものの、確実に国内で感染が拡大することが予期されております。そこで、皆様の 「命と健康を守ることを最優先に」という視点に立ち、シンポジウムの開催の延期を決定いたしました。

改めての開催時期については目処が立っておりませんが、機構としての活動の成果を広くお示しできるような時期と形態で実施したいと考えております。

皆様方、大変お忙しい中、お時間をお割きいただいたことに感謝を申し上げます。

開催直前のご案内となりご迷惑をおかけし大変恐れ入りますが、ご理解くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

東京大学 インクルーシブ工学連携研究機構長
川原圭博


RIISE設立記念シンポジウム開催のお知らせ

Events 2020-01-14

2020/2/17 12:00
国内外で感染者が発生しております、新型コロナウィルス感染症に関して、皆様の 「命と健康を守ることを最優先に」という視点に立ち、シンポジウムの開催の延期を決定いたしました。
改めての開催時期については目処が立っておりませんが、機構としての活動の成果を広くお示しできるような時期と形態で実施したいと考えております。
開催直前のご案内となりご迷惑をおかけし大変恐れ入りますが、ご理解くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

東京大学インクルーシブ工学連携研究機構(RIISE:ライズ)の設立を記念し、記念シンポジウムを下記のとおり開催いたします。

RIISEでは、工学を中心とした研究分野におけるシーズ技術を活用し、領域横断的な研究チームを組成することで、民間企業等との社会連携を通じて、インクルーシブ(包摂的)な社会の実現を目指します。

このためには民間企業や自治体といった様々なステークホルダーとの積極的な連携を通じ、オープンな場での技術やアイディアそして社会システムの在り方を議論することが重要になります。

本シンポジウムでは、RIISEの構成教員が手掛ける様々な技術シーズや、データを利活用した社会の実現に向けた取り組みについて紹介いたします。さらに、「先端技術と社会実装」、「価値交換工学」に関するパネルディスカッションを実施いたします。

皆さまにぜひともお越しいただき、 オープンイノベーションのパートナーとしての RIISEの活動にご理解、ご協力をいただけますことを期待し、ご案内申し上げます。

東京大学 インクルーシブ工学連携研究機構 (RIISE) 設立記念シンポジウム

日時   

2020年2月19日(水)14:30-18:15(開場 14:00)

会場   

東京大学 本郷キャンパス 安田講堂

式次第

開会の辞

1. 式辞

大久保 達也 (東京大学 大学院工学系研究科長)
五神 真 (東京大学 総長)

2. 来賓祝辞

中村 道治 様 (科学技術振興機構 顧問)
須賀 千鶴 様  (世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター長)

3. 連携機構の概要説明

川原 圭博 (東京大学 インクルーシブ工学連携研究機構長)

4. 記念講演

身体を”着替える”社会に向けて
稲見 昌彦 (東京大学先端科学技術研究センター 教授)

生物と機械をハイブリッドするモノづくり
竹内 昌治 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)

Living Beyond Data: Whyを問うデータ連成社会をめざして
大澤 幸生 (東京大学 大学院工学系研究科 教授)

5. パネルディスカッション

「価値交換工学」

モデレータ:川原 圭博 (東京大学 インクルーシブ工学連携研究機構長)
パネリスト:
山田 進太郎 様(メルカリ 代表取締役CEO)
濱田 優貴 様 (メルカリ 取締役CINO)
山崎 俊彦 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授)
新山 龍馬 (東京大学 大学院情報理工学系研究科 講師)

「先端技術と社会実装」

モデレータ:馬田 隆明 (東京大学 産学協創推進本部)
パネリスト:
船橋 洋一 様(アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長)
須賀 千鶴 様 (世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター長)
中村 道治 様 (科学技術振興機構 顧問)

6. 閉会の辞

参加申し込み

参加のお申し込みは終了いたしました

問い合わせ先
東京大学 インクルーシブ工学連携研究機構(RIISE)
info@riise.u-tokyo.ac.jp


学術支援職員・学術支援専門職員の募集について

News 2019-12-03

RIISEでは機構の運営をサポートする事務スタッフを募集中です。

研究を進めるためには、研究に必要な機材や材料を購入したり、出張処理をしたりといろいろな事務作業が発生します。

迅速かつ正確に事務処理を行う研究室のバックオフィスは、いわば研究活動の縁の下の力持ちです。
定型業務もありますが、例外的な処理にも臨機応変に対応する機敏さも求められます。

当研究室では、SlackやG Suitesなどを使って、効率よく総務、経理、人事のお仕事をチームで分担する体制を敷いています。

現在募集中のポジションは以下です。

上記の求人にご興味のある方は、以下の2点の必要書類をご用意ください

  1. 東京大学統一履歴書
    https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/jobs/r01.html
    • 記入要領をよく読んでご準備ください。今回は署名は不要です。
  2. どの職務を分担したいか、その職務遂行に関連する、ご自身の業務経験、意気込みについて簡単にまとめた資料の作成をお願いします。書式およびページ数の指定はありません。

以上2点の書類をPDFでご用意いただき、一つのファイルに統合したうえで、こちらからアップロードをお願いします。応募の秘密は厳守し、応募書類は採用選考の目的以外には使用いたしません。


特任教員の募集について

News 2019-11-03

RIISEでは「価値交換」に関わるテクノロジーを、既存の学問の枠に囚われることなく幅広く研究することで、世界中の人々がフェアでスムーズな価値交換を行うことが可能な社会の実現を目指し、以下の3つのビジョンに基づいた研究課題に取り組んで参ります。この度、価値交換工学の研究教育に携わる特任教員の公募を開始いたします。

応募フォーム 
(要Googleアカウント)

◆職名および人数
・特任教授、特任准教授、特任講師、特任助教、特任研究員 数名

◆応募期限と選考方法
応募期限:2020 年3月31日 当初の応募期限を撤廃し、到着した応募から随時選考を開始いたします。採用時期は専攻の進捗に応じて決定いたします。
選考方法:
書類による一次選考のあと、二次選考として面接を実施します。
応募書類は、本応募の用途に限り使用します。正当な理由なく個人情報を第三者へ開示、譲渡、貸与することは一切ありません。
東京大学は男女共同参画を推進しています。女性の積極的な応募を歓迎します。また若手の応募を歓迎します。

◆ 参考情報
「5年で10億円」ソフトバンクの次はメルカリ。東大で「価値交換工学」の連携研究を発表|BUSINESS INSIDER
https://www.businessinsider.jp/post-203995

メルカリが東大と連携。いま「価値交換工学」の研究に取り組むワケ
https://forbesjapan.com/articles/detail/31555