名称
インクルーシブ工学連携研究機構(RIISE)
Research Institute for an Inclusive Society through Engineering
Vision
RIISEは、「インクルーシブ工学」=誰もが技術革新の恩恵を受けられる包摂的な社会の実現に向けた、問題解決の方法のデザインと体系化を目指しています。
Mission & Strategy
現代の人類が直面する数々の社会課題解決には、各学術領域が垂直・水平的に連携、融合した新たなコラボレーションが不可欠です。
東京大学インクルーシブ工学連携研究機構(RIISE /ライズ)は、東京大学の7つの部局からなる超領域的な組織です。
我々は、民間企業とタッグを組み、インクルーシブ(包摂的)な社会における「あるべき未来ビジョン」をデザインします。さらに、このビジョンを実現するためのコアとなる技術を、東京大学の各部局から持ち寄り、ダイナミックに研究室を構成し、民間企業等との共同研究拠点として設置します。長期的な社会連携を通じて、ビジョン実現のための研究・教育に取り組みます。
組織形態
RIISEは、既存の組織の枠を超えた学の融合による新たな学問分野の創造を促進するため、複数の部局等が一定期間連携して研究を行う「連携研究機構」として、2019年10月1日に設置されました。
参考:東京大学|連携研究機構
参加連携部局
RIISEは、東京大学の下記の7つの部局が参加する連携研究組織です。
- 工学系研究科(責任部局)
- 経済学研究科(※)
- 新領域創成科学研究科
- 情報理工学系研究科
- 情報学環
- 生産技術研究所
- 先端科学技術研究センター
※ 2021 年 4 月 1 日連携部局追加
運営体制
RIISE は、以下2つの機関により、運営・管理されています。
統括運営委員会
統括運営委員会は、RIISE の管理及び運営に関する重要事項を審議する機関です。
連携部局の長により構成されます。
- 委員長:工学系研究科長
- 委員:経済学研究科長、新領域創成科学研究科長、情報理工学系研究科長、情報学環長、生産技術研究所長、先端科学技術研究センター長
運営委員会
運営委員会は、RIISE の管理及び運営に関する事項を審議する機関です。
統括運営委員会、運営委員会の構成員については、「メンバー」をご覧ください。
社会連携研究部門(Research Program)とは
社会連携研究部門は、公共性の高い共通の課題について、共同で研究を実施しようとする民間企業等から受け入れる経費等を活用して設置される研究部門です。
RIISE では、連携部局からコアとなる技術を持ち寄り、ダイナミックに組織を構成し、民間企業等との社会連携を通じて、そのビジョンを実現するための研究・教育に取り組みます。
より詳しくは、「共同研究をご希望の企業の方へ」をご覧ください。
現在は、3 つの社会連携研究部門を設置しています。
価値交換工学 社会連携研究部門
メルカリR4Dとの共同研究契約に基づき、2020年1月1日から2024年12月31日までの5年間の計画で設置。
次世代ニットイノベーション 社会連携研究部門
株式会社島精機製作所との共同研究契約に基づき、2020年4月1日から2023年3月31日までの3年間の計画で設置。
共創空間デザイン 社会連携研究部門
ダイキン工業株式会社との共同研究契約に基づき、2021年7月1日から2026年6月30日までの5年間の計画で設置。