価値交換工学の文 多美特任研究員が株式会社メルカリと分析を行い、監修したポジティブインパクト(メルカリの事業を通じて生まれた環境貢献量)が、メルカリの2022年度版サステナビリティレポート「FY2022.6 SUSTAINABILITY REPORT」に使用され、公開されました。
https://merc.li/97zevQ9ua

本レポートで、環境に関するポジティブインパクトの算出・開示が行われるのは今年が初めてとなります。
メルカリで取引された商品が新品の代わりに利用されたと仮定したことで回避できるCO2排出量を環境に関するポジティブインパクトとして用いました。今回の分析では、新品に対する中古品の機能と使用頻度の違いに着目し、製品ライフサイクル(生産・流通・使用・廃棄)全過程での影響を定量的に算出しました。メルカリの中で最も取引量が多い衣類カテゴリーで取引完了となった中古品を対象商品に、お客様が新品の代わりにメルカリの商品を消費することで、2021年で約48万トンのCO2量が回避できたことがわかりました。

また、レポート内やメルカリウェブサイトにはメルカリ 代表取締役 CEO 山田進太郎氏とRIISE機構長 川原圭博の特別対談も掲載されています。「プラネット・ポジティブ」をキーワードに、価値交換でも継続して取り組むべき課題である循環型社会の未来について考える内容となっています。ぜひご一読ください。

(関連サイト)
mercan「循環型社会が実現した先にある未来。メルカリが「プラネット・ポジティブ」を目指す意思と意図──山田進太郎×川原圭博」
https://mercan.mercari.com/articles/34992/

価値交換工学|Update: 2022.8.22