応募は締め切りました

RIISEでは、メルカリの研究開発組織R4D(以下、「R4D」)と共同研究「価値交換工学」を立ち上げ、テクノロジーの急速な発展による新たな価値交換について、既存の学問の枠にとらわれない、幅広い研究を行っています。この価値交換工学のコンセプトに合致しつつもシーズ段階にある研究を見出し、今後の「価値交換工学」の主要研究として育むべく萌芽研究とそれに取り組んでいただくRA等を募集いたします。
希望者は、下記の応募要領をお読みいただき、フォームを通じてご応募ください。
(*1. 2020年10月に募集した萌芽研究RAの公募第2段です。)

【応募様式】
応募フォーム(要ECCSクラウドメール)
研究提案書 (左記の様式をダウンロードし、記入の上、PDFファイルで応募フォームへアップロード)
卓越RA応募書類(部局卓越RA希望者のみ提出、要ECCSクラウドメール)
※工学部情報ポータル掲載時にありました希望調書の提出は不要となりました。部局卓越RA希望の方は、研究提案書と卓越RA応募書類を提出ください。

◆募集対象
RIISEの連携部局である工学系研究科、新領域創成科学研究科、情報理工学系研究科、学際情報学府、生産技術研究所、先端科学技術研究センターおよび経済学研究科*2に所属の大学院生。
(*2  経済学研究科は2021年4月よりRIISEに参画予定です。)

 【RA(Research Assistant)等について】
 ・部局卓越RA:対象は、工学系研究科博士課程の学生または、工学系研究科修士課程の学生。
 (修士課程の学生は成績評価係数が2.5以上もしくは外部発表された研究成果により高い研究能力を有することが確認できる方。)
 ・RA:対象は、RIISE連携部局の博士課程学生
 ・技術補佐員:対象は、RIISE連携部局の修士課程学生

◆募集事項
価値交換工学のコンセプトに合致する萌芽研究とそれに取り組んでただくRA等を募集いたします。
研究は、論文、学会発表の他、自ら生み出したい価値交換工学としてのアウトプット(アプリなどのプロダクト実装など)への取り組みも対象です。

◆本プログラムの特長
採択された研究テーマは、価値交換工学の共同研究の一部として取り扱います。希望者はR4Dメンバーとも対話しながら、研究を進めることが可能です。また、分野横断的に構成されたRIISE参画教員からアドバイスをうけることができます。(月1回程度の進捗報告)
一定の進捗が得られたものは、メルカリ社の研究者や役員等とのディスカッション機会を得られる予定です。


応募要領​

◆研究期間
原則として採択から2022年度末までです。(*3)
その後に採択者が希望する場合は、加速フェーズと呼ばれる追加支援を1年間受けられる可能性があります。加速フェーズは、研究を引き続き支援することでより一層大きな成果になることが期待される研究テーマを選定するものです。採択者は、研究開始1年後を目処に実施する進捗評価までにこの加速フェーズを希望するかを判断して申請します。加速フェーズは、研究終了日翌日より最長1年となります。
なお、応募テーマは、指導教員の合意の上、修士論文、博士論文のテーマとして取り組んでいただいても結構です。
(*3)実際の研究期間は、提出いただく、研究計画の精査・承認により決定します。

◆研究費
1課題あたりの予算規模は、原則として2百万円 (直接経費)程度とします。予算の詳細は、提出いただく、研究計画の精査・承認により決定します。
採択された研究費は、RIISEとR4Dとの価値交換工学における共同研究費用の一部として取り扱います。使用には東京大学における財務会計ルールに基づく手続きが必要であることをご留意ください。

研究費(直接経費)とは、研究の実施に直接的に必要な経費であり、以下の使途に支出することができます。
 a. 物品費:新たに設備・備品・消耗品等を購入するための経費
 b. 旅 費:研究担当者および研究計画書記載のその他の研究参加者等の旅費
 c. その他:研究成果発表費用(論文投稿料等)、機器リース費用、運搬費等

研究計画には直接経費を記載ください。RAもしくは卓越RAについては、制度および待遇を「研究参加者の人件費待遇について」の項目でご覧いただき、ご希望を応募フォームへ記載ください。

◆採択予定課題数
最大5件。採択件数は、予算等の諸事情により変動する場合があります。

◆応募方法・スケジュール・選考
○応募の流れ
・オンライン説明会へ参加(任意)
・応募フォームへ必要事項を記入して応募。締め切り:3月1日(月)→3月5日(金)17時まで
・部局卓越RAで応募される方はあわせて、卓越RA応募書類を提出。締め切り:3月1日(月)まで→3月5日(金)17時まで

 【オンライン説明会(参加は任意です)】
 時間: 2021年2月9日 19:00~20:00(こちらよりzoom開催
 録画動画(要ECCSクラウドメール)
 説明会資料・問い合わせ(要ECCSクラウドメール)

 【記入上の注意点】
 ・応募フォームには、所属、氏名、メールアドレス、研究タイトル、研究概要を記載ください。
 ・応募には、所属研究室の合意が必要です。
 ・アドバイスを希望する場合は、応募フォームにRIISE参画教員、R4Dの担当者またはメルカリ社の部門を記入ください。(任意)
 ・部局卓越RAに応募される方は、応募フォームと卓越RA応募書類(3/1まで)の2つの提出があることにご注意ください。(工学部情報ポータル掲載時にありました希望調書の提出は不要となりました。)
・部局卓越RAを希望されたものの不採択となった場合に、RAとして選考を行うことが可能です。その場合には、選考の過程で事務局よりご連絡いたします。

○選考
 応募いただいた研究テーマについて書類選考を行なった後、通過者に対し3月15日・16日に面談(オンライン)を行い、採択します。

○採択基準・審査方法
 応募条件を満たした上で、オンライン説明会(任意)やその他の情報を通じて価値交換工学について理解をしてもらい、その目的にあっているか、また、成果の実現性や期待値をRIISE参画教員により審査します。

◆応募に際しての注意事項
応募要件に関して、以下のことを予めご承知おきください。
・採択までに応募要件(募集対象等)を満たさないことが判明した場合、原則として、研究提案書の不受理、ないし不採択とします。
・応募要件は、当該研究課題の全研究期間中、維持される必要があります。研究期間の途上で要件が満たされなくなった場合、原則として当該研究テーマの全体ないし一部を中止(早期終了)します。
・採択された研究テーマは、RIISEとR4Dとの価値交換工学における共同研究の一部として取り扱います。そのため、採択者は、東京大学民間等共同研究取扱規則をはじめとする東京大学 産学協創推進部本部に掲載の関係規則等およびガイドラインを遵守することが求められます。
東京大学 産学協創推進部本部

◆参考:研究参加者の人件費待遇について
※待遇については、所属や学年、他の助成、雇用の有無、審査結果によって変わるため、不確定要素があります。ご了承ください。

○ 部局卓越RA 1名まで
 待遇:修士課程20万円/月(標準)、博士課程28万円/月(標準)
 日本学術振興会特別研究員DC等との重複制限があります。重複に関する受給ルールは各自所属研究科でご確認ください。

○ RAおよび技術補佐員
 待遇:博士課程20万円/月(標準)、修士課程15万円/月(標準)
 日本学術振興会特別研究員DC等との重複制限があります。重複に関する受給ルールは各自所属研究科でご確認ください。
 修士課程の学生は、技術補佐員(短時間勤務有期雇用教職員)としての雇用となり、時給×単価によって支給額が決まります。

採用情報|Update: 2021.1.29